手配ができるフリーランス

手配。たまに聞きますよね。このセリフ。技術者がフリーランスになった場合、プログラムや設計書だけ作ればそれでOKと思いますか? 実はプログラムや設計書と同じくらい大切なのがこの「手配」なのです。手配は上下関係のあるサラリーマンには若干手を出しにくい役割なのですが、フリーランスにとっては非常に有効な信頼向上の手段です。
  • 現場のリーダーが「技術者が足りない。」と言った。
  • 現場で他部署の部長が「こんなことできる人いないかな。」と言った。
こんなセリフを聞いた時、あなたならどうします?「そうだよ。技術者足りないよ。早く追加してくれよ。」とか「他の部署の部長が何言っても私には関係ないな。」なんて、そう思うだけですか?それだとチャンスを見逃してしまいますよ。 こんな時は是非次のようなセリフを言ってください。「私に技術者のアテがあります。」本当にアテがあるかどうかは後からゆっくり考えれば良いのです。 あなたに本当に技術者のアテがあって増員に成功すれば、現場のリーダーにも喜ばれますし、結果、あなたの評価はグンと上がります。リーダーや部長に「技術者の手配ができる」と言う認識を持ってもらうだけで、他の技術者とは比べ物にならないほどの信頼が生まれます。 この一件で、リーダーや部長と話す回数も増えるでしょうし、類似ケースで増員が必要な場合は、またあなたに相談が行きます。これはとても素晴らしいことです。フリーランスとして1つの成功を収めたと言って良いでしょう。 また、あなた自身に技術者のアテが無い場合でも、あなたの仲間には技術者のアテがあるかもしれません。他にもあなたが普段お世話になっている営業さんに相談してみても良いかもしれません。 特に普段お世話になっている営業さんにこのような「増員」の話を相談すればとても喜ぶと思います。現場であなたの信頼が上がるのはもちろん、普段バックアップしてくれる営業さんからも信頼が増します。 現場で発生した何気ない一言に「手配」が加わると、そこには信頼が生まれます。フリーランスになったらぜひ挑戦してみてください。あなたの価値観が大きく変わるでしょう。 一度築いた信頼は大きな失敗をしない限り保たれます。次回以降の仕事はあなたを優先的して声がかかる事でしょう。 現場もバックもみんな喜ぶ。それこそ「手配できるフリーランス」なのです。

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