あなたが今現在勤めている会社には自分の同期はいますか?後輩や先輩はいますか?もしいるのならそれはとても幸運な事です。世の中の企業には不況の影響で新入社員(後輩)を雇い入れる事ができなかったり、リストラや早期退職などがあり、どんどん社員(人件費)を減らしていく会社もあります。
さて、もしあなたが転職し今の職場を去った場合、その同期や先輩との関係はどうなるでしょう。あなたがその会社を去っても同期や先輩の関係のままですか?残念ですが答えは違います。もちろん気持ちの中でそれはとても大事な事なのですが、転職をする上ではその考えではいけません。
あなたがその会社を去り転職すると、その時の上司や先輩は「御客様」または「取引先」になります。もっと言えばそうなるべきです。それは今までの人間関係が変化し「人脈」と言う形に形成され、新たなあなたの「財産」となるからです。
あなたが新しい次の会社に転職をしてある程度の期間が経過した時、あなたは当時の事を思い出しどのように言いますか。もしかして次ようなセリフを選択していませんか。
- 昔の同期にこんなやついたなぁ。
- 当時の上司がうるさくてさぁ。
- 前の会社の後輩が使えないんだよぉ。
- わからない技術で困っている時に助けてくれる同期がいるんだ。
- 不況で困っている時に仕事をわけてくれるよう相談できる上司がいます。
- 人材不足で困っている時に作業を協力してくれる後輩がいます。